Vanitas


CONCEPT

ラテン語の「空虚」をブランド名にし、生きる事の儚さ・脆さをという古来より人が人生に於いて感じるであろう感覚を朽ちた質感と宗教美術的デザインによって隠喩的に描く事で、単なる装飾品としての役割以上に精神に訴えかける何かが存在する。

鈍い輝きと鏡面のコントラストや、長い時を経た金属かの様な質感が造形美と相俟って特徴的な装いを見せてくれるアイテムは、金属加工を熟知する事でのみ生み出せるエイジングや造形によって生み出され、アンティークな雰囲気を持ちながらもしっとりと肌に馴染む様な美しさを持っている。